おトイレ作りが環境にやさしくなる
TOTOが製造に使う窯を50年ぶりに新調
トイレ製品製造メーカーのTOTOが、北九州市の小倉第一工場で、衛生陶器の製造に使う窯を約50年ぶりに入れ替えた。
この窯は世界的に進む脱炭素化を踏まえており、製造時の二酸化炭素の排出量を4割減らしつつ生産能力を1.6倍に引き上げる。今年夏からか稼働の予定。
新しい窯は全長約100メートルのトンネル形で、内部に敷いたレールに便器や洗面台を載せ、最大約1200度で約26時間かけて焼成する。窯の内部構造などを工夫して熱効率を上げたことで燃料となる天然ガスの使用量を約4割減らすことができ、製造時のCO2削減につながるという。投資額は公表していない。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20220521-OYTNT50010/
工場の製品はどんどん効率の良い製造方法に変わっていきますが、トイレを焼く窯も新しくなっていくんですね。当初に比べて4割CO2を削減できるのはすごいですね。断熱素材が変わったり密閉度を上げたりしたのでしょうか。
最近のおトイレといえば、人が近づくと自動でふたが開いたり、自動で流してくれたりと進化がすごいですね。たまに通りがかっただけでトイレのふたが開いてびっくりしたりしますね。
参考記事
TOTO 50年ぶり新窯 CO24割削減
【読売新聞】 TOTOは20日、北九州市の小倉第一工場で、トイレ製品など衛生陶器の製造に使う窯を約50年ぶりに入れ替えた=写真=。世界的に進む脱炭素化を踏まえた対応で、製造時の二酸化炭素(CO2)の排出量を約4割減らしつつ、生産能力