【python】QRコードを作ろう
初めに
色々な言語でQRコードを書いているこの企画、今回はpythonで書いてみようと思います。
今回はpythonのQRコードライブラリ「qrcode」を使っていきます。
qrcode
QR Code image generator
使用環境とパッケージ
- VisualStudioCode(python実行環境)
- qrcode
qrcodeをインストール
まずは以下のコマンドをターミナルから打ちましょう
pip install "qrcode[pil]"
本当は pip install qrcode だけでもいいのですが、このコマンドを打つと依存関係にあるほかの物もインストールしてくれます。
Successfully installed colorama-0.4.6 pillow-9.5.0 pypng-0.20220715.0 qrcode-7.4.2 typing-extensions-4.5.0
こういう感じで色々なものをインストールしてくれました。
pyファイルを作って実行する
現在のディレクトリに任意のpyファイル(例「qr.py」)を作って以下のコードをペーストしてください。
import qrcode
# QRコードを生成するためのデータを定義する
data = "https://www.robotcoders.net/"
# QRコードオブジェクトを作成する
qr = qrcode.QRCode(version=1, box_size=10, border=5)
# QRコードを作成する
qr.add_data(data)
qr.make(fit=True)
# QRコードをイメージに変換する
img = qr.make_image(fill_color="black", back_color="white")
# QRコードをファイルに保存する
img.save("example_qrcode.png")
実行する
VSCだったら右上の実行を押して実行すると画面のようなファイルが出来上がります。
あっという間ですね。
google colabで動かすには
qrcodeのライブラリが無いみたいで動きません。
無いならインストールすればいいので、以下のコマンドを実行してください。普通のコマンドの前に「!」がついただけです。
!pip install "qrcode[pil]"
こんな感じでインストールされますので、あとはソースを貼って動かしましょう。
import qrcode
# QRコードを生成するためのデータを定義する
data = "https://www.robotcoders.net/"
# QRコードオブジェクトを作成する
qr = qrcode.QRCode(version=1, box_size=10, border=5)
# QRコードを作成する
qr.add_data(data)
qr.make(fit=True)
# QRコードをイメージに変換する
img = qr.make_image(fill_color="black", back_color="white")
# QRコードをファイルに保存する
img.save("example_qrcode.png")
そうするとおなじディレクトリ内に「example_qrcode.png」が出来上がります。
終わりに
意外と簡単にできてびっくりしたのではないでしょうか。これくらいなら小学生や中学生でもプログラミングできますね。
このQRコードは、クリップボードに自動でコピーされるので、ほかのソフトに張り付けて使うことができます。以前もWIFIのログインQRコードを作りましたが、こちらでも簡単にできるので挑戦してみてください。
wifiの設定用QRを作るには
WIFI:T:WPA;S:xxxxxxxx;P:yyyyyyyy;H;false;
の文字列を使うといいです。xxxはSSID,yyyはパスワードを入れる。